奈良県臓器バンク

臓器提供意思表示の普及啓発活動、臓器移植を希望される方のお手伝いをおこなっています。

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腎臓移植を受けるには

腎臓移植について

臓器移植について

腎臓移植は、ほかの人の腎臓を体の中に移植することで、腎臓の働きを回復させる治療法です。脳死・心停止された方から腎臓提供される献腎移植と、親族から腎臓提供される生体腎移植の2つの方法があります。

献腎移植を希望される方は、日本臓器移植ネットワークに登録して待機します。生体腎移植については各医療機関にお問い合わせください。

献腎移植の現状

奈良県立医科大学内 奈良県臓器バンク ハーティ

2017年12月現在、全国では約12,400人の方が献腎移植を希望し登録しているのに対して(奈良県内の登録者数は約150名)、2017年の腎臓移植件数は198件でした。

献腎移植を受けられた方の平均待機期間(登録日から移植日までの期間)は5,340日(2016年12月現在)となっています。

移植までの流れ

移植までの流れ

実際に臓器提供のお申し出があれば、定められた臓器移植希望者選択基準に従い登録されたデータに基づいて移植候補者が公平公正に選定されます。実際に臓器提供のお申し出があった場合の流れは、図1(画像)の通りです。

移植登録までの手順

STEP1「受診施設での移植希望に関する相談」

  • 透析または通院している受診施設の主治医にご相談の上、受診施設様から奈良県臓器バンクに献腎移植登録希望者がおられる旨を連絡してください。
  • 奈良県臓器バンクより、受診施設様に「腎臓移植希望者登録用紙」「診療情報提供書(紹介状)」を送付しますので、ご記入お願いいたします。
  • 受診施設様から、奈良県臓器バンクに「腎臓移植希望者登録用紙」「診療情報提供書(紹介状)」「各種検査結果コピー」を返送してください。
  • 上記書類を奈良県臓器バンクから移植施設(奈良県立医科大学附属病院)に報告するとともに、登録希望者様に移植施設での受診日のご連絡をさせていただきます。

STEP2「移植施設の受診」

  • 登録可否の医学的判断をするために、移植施設である奈良県立医科大学附属病院を受診していただきます。

STEP3「移植に備えた採血」

  • 登録可能な場合は、移植に備えて採血を行います。
  • 献腎移植では、提供者との適合性が重要であり、組織適合性検査(HLA)が必須となります。検査は採血のみです。
    ※検査費用54,000円は自己負担となります。

STEP4「移植希望登録」

  • 移植施設より日本臓器移植ネットワークへの登録が行われます。
  • 登録希望者様より日本臓器移植ネットワークへ登録料30,000円をお支払いいただきます。
    ※住民税の非課税世帯は、所定の手続きにより登録料免除となります。詳しくは日本臓器移植ネットワークにお問い合わせください。

STEP5「登録完了通知」

  • 登録が完了し、2か月程度で登録者様宛に「臓器移植希望登録手続き完了のお知らせ」として、「臓器移植希望登録証」と「臓器移植患者登録証明書 兼 患者負担金領収書」が送付されます。

登録完了後の手続き

STEP1「登録データに変更がある場合」

  • 住所、電話番号、透析施設などに変更がある場合は、ただちに移植施設(奈良県立医科大学附属病院)にご連絡ください。
    移植施設より日本臓器移植ネットワークへデータ変更が行われます。
  • 生体腎移植を受けた場合、海外渡航で移植を受けた場合は術後の結果に関わらず登録の取り下げとなります。
    また、登録者が死亡された場合も、ただちに移植施設へご連絡ください。
    臓器移植希望登録証の返却は不要です。

STEP2「更新手続き」

  • 臓器移植の登録を継続されるかどうかの確認のため、日本臓器移植ネットワークより登録更新のお知らせが郵送されます。
    ・年に1回、毎年1月~3月頃に書類が届きます。
    ・初回登録日から1年を過ぎた3月末が最初の更新の時期です。
  • 移植施設を受診し、更新の可否についての評価を確認してください。
    ・移植施設から、受信完了の報告が入力されると更新可能となります。
  • 更新料として5,000円が必要です。コンビニエンスストアでお支払いください。
    ※住民税の非課税世帯は、所定の手続きにより登録料免除となります。詳しくは日本臓器移植ネットワークにお問い合わせください。
  • 更新が完了しましたら、日本臓器移植ネットワークより更新完了通知(ハガキ)が郵送されます。

STEP3「採血」

  • 腎臓移植では採血(血清の交換)が必要となります。採血が必要な時期になると日本臓器移植ネットワークから連絡が入ります。
  • 血清保存をしていない場合は、移植を受けられない場合もありますので、十分にご注意ください。

移植候補者への連絡

移植候補者への連絡
  • 実際に臓器提供のお申し出があり、候補者に選ばれた場合には、移植施設から連絡があります。
    連絡を受けてから速やかに移植を受けるかどうかお返事ください。
  • 日中・深夜に関わらず、いつ連絡があるかはわかりません。常に連絡をとれるようにしてください。
    また、連絡する電話番号は決まった電話番号ではない場合や非通知の場合もあります。
    番号限定受信の設定を解除しておいてください。
  • ご本人と連絡がつかない場合は、次の候補者に移植を受ける権利が移ります。
  • 他の登録者が第1候補としている状況で、第2候補として連絡が入る場合があります。

臓器移植にかかる費用

登録・更新に必要な費用

日本臓器移植ネットワークへの移植希望登録及び更新に際し、下記の費用が必要です。

新規登録時
新規登録料 30,000円

日本臓器移植ネットワークへの移植希望登録のために必要です。
住民税の非課税世帯は、所定の手続きにより免除となります。詳しくは日本臓器移植ネットワークにお問い合わせください。

組織適合性検査料 54,000円

献腎移植では、提供者との適合性が重要であり、組織適合性検査(HLA)が必須となります。

更新時
更新料 5,000円

年に1回、移植希望登録を継続する場合に必要です。初回登録日から1年を過ぎた3月末が最初の更新の時期です。
住民税の非課税世帯は、所定の手続きにより免除となります。詳しくは日本臓器移植ネットワークにお問い合わせください。

手続き未完了のまま更新期限をすぎると、手続きが完了するまでは移植の候補の対象外となります。
また、2年間更新手続きを行わなかった場合、登録は取り下げとなり、再度移植を希望される場合は、改めて移植登録【新規登録料:30,000円、組織適合性検査料:54,000円】の手続きが必要となります。
その場合、累積待機日数は0日となります。

移植時に必要な費用

移植を受けたときには、下記の費用が必要です。

コーディネート経費 100,000円

日本臓器移植ネットワークで発生する費用の一部としてご負担いただきます。
住民税の非課税世帯は、所定の手続きにより免除となります。
詳しくは日本臓器移植ネットワークにお問い合わせください。

「移植手術実施日より満3ヶ月以内に移植したすべての臓器の機能が廃絶した」と医師が書面をもって証明した場合は、コーディネート経費は全額免除されます(既に徴収していた場合は医師の証明をもって全額返金されます)。
移植の登録申請をされた場合には、移植時のコーディネート経費のご負担に同意したものとします。

移植の手術・治療にかかる費用

臓器移植の費用は基本的には健康保険の適用となっており、受けている公費負担制度により自己負担額が異なります。
また、個室の差額ベッド代等は、自己負担となります。詳しくは移植施設にお問い合わせください。

臓器搬送費・摘出医師派遣費 実費

臓器が提供された病院から移植を受けられた病院までの臓器搬送に要した費用(臓器搬送費)、臓器を摘出するチームが提供病院まで移動するのに要した費用(摘出医師派遣費)は実費をご負担いただきます。
距離によっては、航空機や新幹線を使用して搬送します。