腎臓移植について

腎臓移植は、ほかの人の腎臓を体の中に移植することで、腎臓の働きを回復させる治療法です。
脳死・心停止された方から腎臓提供される献腎移植と、親族から腎臓提供される生体腎移植の2つの方法があります。
献腎移植を希望される方は、日本臓器移植ネットワークに登録して待機します。
生体腎移植については各医療機関にお問い合わせください。
臓器提供意思表示の普及啓発活動、臓器移植を希望される方のお手伝いをおこなっています。
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腎臓移植は、ほかの人の腎臓を体の中に移植することで、腎臓の働きを回復させる治療法です。
脳死・心停止された方から腎臓提供される献腎移植と、親族から腎臓提供される生体腎移植の2つの方法があります。
献腎移植を希望される方は、日本臓器移植ネットワークに登録して待機します。
生体腎移植については各医療機関にお問い合わせください。
20222年4月現在、全国では13,466人の方が献腎移植を希望し登録しているのに対して、2021年の移植件数は148件(提供者数79人)でした。
また、奈良県内における移植希望登録者数は159人であるのに対して、県内での移植件数は1件でした。(2021年12月時点)
献腎移植を受けられた方の平均待機期間(登録日から移植日までの期間)は5,388.7日(約14年9ヶ月)となっています。(2002年1月~2019年12月の平均)
実際に臓器提供のお申し出があれば、定められた臓器移植希望者選択基準に従い登録されたデータに基づいて移植候補者が公平公正に選定されます。実際に臓器提供のお申し出があった場合の流れは、図1(画像)の通りです。
日本臓器移植ネットワークへの移植希望登録及び更新に際し、下記の費用が必要です。
新規登録料 | 30,000円
日本臓器移植ネットワークへの移植希望登録のために必要です。 |
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組織適合性検査料 | 55,000円
献腎移植では、提供者との適合性が重要であり、組織適合性検査(HLA)が必須となります。 |
更新料 | 5,000円
年に1回、移植希望登録を継続する場合に必要です。初回登録日から1年を過ぎた3月末が最初の更新の時期です。 |
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手続き未完了のまま更新期限をすぎると、手続きが完了するまでは移植の候補の対象外となります。
また、2年間更新手続きを行わなかった場合、登録は取り下げとなり、再度移植を希望される場合は、改めて移植登録【新規登録料:30,000円、組織適合性検査料:55,000円】の手続きが必要となります。
その場合、累積待機日数は0日となります。
移植を受けたときには、下記の費用が必要です。
コーディネート経費 | 100,000円
日本臓器移植ネットワークで発生する費用の一部としてご負担いただきます。 |
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「移植手術実施日より満3ヶ月以内に移植したすべての臓器の機能が廃絶した」と医師が書面をもって証明した場合は、コーディネート経費は全額免除されます(既に徴収していた場合は医師の証明をもって全額返金されます)。
移植の登録申請をされた場合には、移植時のコーディネート経費のご負担に同意したものとします。
臓器移植の費用は基本的には健康保険の適用となっており、受けている公費負担制度により自己負担額が異なります。
また、個室の差額ベッド代等は、自己負担となります。詳しくは移植施設にお問い合わせください。
臓器搬送費・摘出医師派遣費 | 実費
臓器が提供された病院から移植を受けられた病院までの臓器搬送に要した費用(臓器搬送費)、臓器を摘出するチームが提供病院まで移動するのに要した費用(摘出医師派遣費)は実費をご負担いただきます。 |
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